おしゃれに書き込まれたスケジュール帳、美しくまとめられたノート。
[su_note note_color=”#fbc4cc”]#bujo #bujo_idea #bujo_community[/su_note]
などと検索すれば様々に工夫されたものを見ることができる。
アートとも言えるほど洗練されたものもあり、自分もやってみたい! と思うと同時に勇んで始めたものの挫折……という人も少なくないかもしれない。
私も過去にそれを経験した一人だ。
そもそもBujoとは、
[su_box title=”Bujo=Bullet Journal” box_color=”#deb4bf” radius=”0″] bullet:銃弾→箇条書きにする時に文頭につける黒い点(「・」ナカグロ)
journal:個人的な日記、組織で作成される議事録、定期出版物など広い意味で記録されたもの[/su_box]
言葉そのものには、おしゃれとか美しいとかいう定義はない。
ただ、自分が見るにしても第三者が見るにしてもメリットが必要だ。
第三者が確認する前提であれば「分かりやすいこと」であるし、広く大衆に訴えかけるものであれば「訴求力があること」であろう。
では、「かわいい」「美しい」は何に対するメリットか。
Bujoは誰のため?
「かわいく、美しく」することは、あとから見直す自分のためである。そんなの当たり前じゃないかというハナシだが、ここからは私自身の実感。
「今朝何食べたっけ?」「○○行ったのいつだっけ」
記憶はいつの間にかどこかに行ってしまう。
何か良いことをしたとしても、時間が経つと曖昧になってしまって自分が何をしたのか忘れてしまう。
「これかわいい」「今日のメイクうまくできた」「新しくお花を買った」
日々の小さなときめき、自分の手が作り出した美しいものを残しておきたい。
1年経ったときに自分がただ無為に過ごしてきたと思わないでいいように。
まめまめしきもの
メリットという言葉を使ったが、そもそも役に立つか立たないかがすべての指標ではないと思いたい。
[su_note note_color=”#fbc4cc”]「まめまめしきものはまさなかりなむ」[/su_note]
更科日記の中で久しぶりに会う姪へのプレゼントについてその叔母が言った言葉として出てくるもの。
「実用的なものはつまらないわよね」の意。
役に立つものも、あるいは役立たずもなんだってそこにあっていい。
継続できるか
しかし続けられなければ、せっかくまとめた1枚もやはり散漫な断片としてそのうちどこへいったか分からなくなってしまうだろう。
よっぽどマメな人でなければ、継続するためのフォーマットが必要だと思う。
どんなフォーマットなら続けられるのだろうか?
それを探していきたい。
<続く>